【仙台市の歯科医院】🦷 インプラント治療後のメインテナンスが10年後の結果を変える
(仙台イーストデンタル公式ブログ)
「入れたら終わり」ではない、インプラント治療の本質
インプラントは、「第3の歯」と呼ばれるほど機能性・審美性に優れた治療法です。
しかし、治療が終わった後のメインテナンスこそが本当のスタートです。
インプラント治療の成功は「埋入時」ではなく、
10年後・20年後に健康に機能しているかで評価されます。
その鍵を握るのが、**メインテナンス(定期的な管理)**です。
なぜメインテナンスが必要なのか?
インプラントは人工物であるため、虫歯にはなりません。
しかし、**歯周病のような炎症(インプラント周囲炎)**にはかかる可能性があります。
インプラント周囲炎は、
歯ぐきや骨の炎症によってインプラントを支える骨が失われていく疾患です。
自覚症状が少ないまま進行し、気づいたときには手遅れになることもあります。
定期的なメインテナンスでは、
- インプラント周囲のプラークコントロール
- 歯ぐきや骨の状態のチェック
- 咬合バランスの確認(噛み合わせの再調整)
- 清掃の届きにくい部分の専門的クリーニング
を行うことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
メインテナンスを怠るとどうなる?
研究によると、定期的なメインテナンスを受けていない患者では、
10年以内にインプラント周囲炎を発症するリスクが2倍以上に上がることが報告されています
(日本口腔インプラント学会:インプラント周囲炎について)。
また、咬合のズレや噛み合わせの変化によって、
インプラントや周囲の歯に過剰な負担がかかり、
スクリューの緩み・補綴物の破損・骨吸収などを引き起こすこともあります。
つまり、定期管理=インプラントの寿命を守る最も効果的な手段なのです。
当院のインプラントメインテナンス 〜長期安定を支える仕組み〜
仙台イーストデンタルでは、
「埋入して終わり」ではなく、
**「10年先の安定を見据えたメインテナンス体制」**を整えています。
🔍 当院の特徴
- CT・デジタルスキャンによる骨・咬合変化の経年管理
- マイクロスコープを用いたインプラント周囲の精密清掃
- 噛み合わせと咬合力のバランス調整
- 歯周病専門医による組織評価と再発予防プラン
また、当院ではデンサバーを用いたグラフトレスサイナスリフトを積極的に導入し、
骨量1mmからでも骨補填材を使わない生体に優しい治療を実現しています。
こうした“低侵襲インプラント”ほど、術後の安定維持には定期的なメインテナンスが重要です。
メインテナンスの流れ(目安)
| 項目 | 内容 | 頻度 |
|---|---|---|
| インプラント周囲の清掃 | 専用チップでプラーク・バイオフィルム除去 | 3〜6ヶ月ごと |
| 咬合チェック | 噛み合わせバランスの再評価 | 6ヶ月ごと |
| レントゲン・CT撮影 | 骨の吸収・炎症の確認 | 1年に1回 |
| セラミック補綴の点検 | チッピング・摩耗の有無を確認 | 必要に応じて |
患者様ごとに咬合力や生活習慣が異なるため、
個別のメインテナンスプログラムを作成しています。
“健康と美しさを保つ”ための習慣
インプラントを長持ちさせる秘訣は、
「定期管理」と「日常のケア」の両立です。
- 柔らかめの歯ブラシでやさしく磨く
- デンタルフロス・歯間ブラシを併用する
- 強すぎる咬合や歯ぎしりがある場合はナイトガードを使用
これらの習慣が、10年後の口腔状態を大きく左右します。
インプラントは“メンテナンスで完成する治療”
どれほど高精度なインプラント手術であっても、
メインテナンスを怠れば長期的な成功は望めません。
仙台イーストデンタルでは、
「インプラントを入れる治療から、育てて守る治療へ」という理念のもと、
患者様の生涯にわたるサポートを行っています。
📚 参考文献・リンク
- 日本口腔インプラント学会「インプラント治療後のケア」
https://www.shika-implant.org/patient/after/ - Berglundh T, et al. Peri-implant diseases and conditions: Consensus report of workgroup 4 of the 2017 World Workshop. J Clin Periodontol. 2018.
- Mombelli A, Lang NP. The diagnosis and treatment of peri-implantitis. Periodontology 2000. 1998.
- 厚生労働省「歯科疾患実態調査」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/62-23.html
